金曜の深夜、約30年前に中古で手に入れた20系客車のメンテを行い、EF65 1000番台に連結してテスト走行してみた(上のムービーを参照。夜行の雰囲気を出したつもりであるが、お座敷レイアウトのにおいはなかなか消せない)。状態はすこぶる良く、ポイントを渡る音も軽やか。ロコとの連結はケーディーカプラーを利用しているが、中間は旧式ドローバーによる連結なのでACEに比べてはるかに手間がかかる。もっとも、そのレトロ感がよいのだけれど。その他、485系5両の再生と、EF64および同1000番台のケーディーカプラーを#16に換装した。これで、ほぼすべての車両のメンテが終わったので、レイアウトのモジュールやちょっとした情景写真に利用できるジオラマでも製作してみようかと思っているのだが、問題は先立つものとそれに割ける時間をどのように捻出するかということで...。:-)
先日の165系に引き続き、今日は電気機関車4両を再生し、すべて走行可能状態とした。写真の左から、型式は以下のとおり。
EF64 1000番台(ひかり模型の真鍮バラキット)
EF64(カツミの塗装済みキット。一部改造)
EF81(エンドウの塗装済み完成品)
EF65 1000番台前期型(カツミの塗装済み完成品。一部改造)
いちばん左のEF64 1000番台は、はじめて真鍮製バラキットから製作したもの。もう二十数年前に組み立てたものであるが、半田付けによる板金の組み付け技量が乏しかった割にはそれなりに仕上がっている。いまの自分に同じことができるかどうかは自信がない。
さて次回は、上記EF64のケーディーカプラー換装と、485系と20系客車の再生の予定。
最近、鉄道模型熱が再燃し、1975年から集め出したHOゲージの車両たちのメンテナンスを始めている。もう20年以上運転していなかったので機器の傷み具合が心配であったが、とりあえず、コントローラー(パワーパック)が生きていることを確認し、手始めに165系(カツミ模型店製。現カツミ)を3両のみ復活させた。保存状態はまずまずで、電気系統も腐食せずに健在。電気的な接点は接点復活材でよく磨き、駆動系にはグリスを補給した。ちなみに、中間車両の連結器はドローバーを使用していたが、ここ数年主流のACEカプラーに換装してみた。
改めて車両を見ると、最近の製品には到底かなわない貧弱なディテールではあるが、お小遣いを貯めて何年もかかって集めた車両でもあり、とても愛着がある。しばし眺めた後に車両をレールに乗せて、コントローラーからパワーを徐々に供給していくと、思い出深いモーター音を轟かせながらするすると走り出した。そして、懐かしい「機械のにおい」があたりに立ちこめる。一瞬、10代の頃に戻ったかのような感覚に陥り、思わず悦に入る。さて、残りの車両たちのメンテナンスが終わるのはいつの日になることやら。
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